ウェブサイトの目標を持つ

今日、営業先のお客様との打合せでのお話です。

そこのお客様は昨年、私の会社でウェブサイトを

リニューアルしました。



私も引継で担当することになったのでリニューアルの

主旨はもちろんのこと、お客様のウェブサイトの目標、

課題点も知りませんでした。

本日の打合せの内容はリニューアルしたことによる

問題点の対策についてです。

お客様が分析した結果は、リニューアルしたことにより

アクセス数が減ったというもので、

その原因は●●と言うキーワードのGoogle、Yahoo!での

検索順位が下がった。

そして、今後の対策を一緒に考えて欲しいと言うもの。


みなさんだったら、どう答えますか？

Think!Think!Think!










私はこう答えました。

・リニューアルしたことにより検索順位などは変動する。

・キーワードの検索順位が下がったことによって、
　アクセス数が減ったとは一概に言えない。

リニューアルしたことによって、ページの内容や

リンクされていたページも変わってしまう為、

検索順位は変動はしてしまいます。良くも悪くも。

これはどうしても避けられない。いくら301リダイレクトをやろうとも。

ただ、検索順位がアクセス数の減少に減ったとは言えません。

アクセス数の減少については、リニューアル前と

リニューアル後のリファラー(リンク元)で分析することができます。



でも、その前に分析する指標が違うと思います。

アクセス数だけでリニューアルの効果を判断するのはおかしくないでしょうか？

サイトの本来の目標、目的は成果に結びつけることなんですから。

その成果数を比較したうえで対策をすることが大事なんではないかと思います。

その成果が下がっているのであれば、その原因分析をおこない、

きちんと対策を立て実行し、検証をおこなう。要はPDCAサイクル。

どんな分析をすればいいかは、成果へのサイト内遷移や成果に結びつく

キーワードの順位、リファラーなどなど多岐にわたります。


成果の目標がないとどんな対策をしないといけないかもわからないんですね。

定量的、定性的な目標をもって対策をすればきちんんと成果はでるはずです！？